市川右近(現・市川右團次)と香川照之の関係とは?息子と妻はどんな人?
市川右近(現・市川右團次)は、2017年放送のドラマ『陸王』(TBS)に出演し、話題になりました。この記事では、市川右近(現・市川右團次)と香川照之の関係と息子と妻はどんな人なのかをご紹介したいと思います。
市川右近(現・市川右團次)と香川照之の関係とは?
市川右近といえば、三代目市川猿之助(いちかわえんのすけ、二代目市川猿翁(いちかわえんおう))の一番弟子として知られ、2017年1月に「三代目市川右團次(いちかわうだんじ)」を襲名した歌舞伎役者です。
更に、襲名と同時に、屋号を「澤瀉屋(おもだかや)」から「高嶋屋」に変更しています。
また、2017年10~12月に放送され、話題となったドラマ『陸王』(TBS)では、ベテラン・シューフィッター・村野尊彦(むらのたかひこ)役を演じ、一躍注目を浴びましたね。
そんな市川右近が、2016年5月に「三代目市川右團次」を襲名することを発表したとき、2011年9月に、九代目市川中車(いちかわちゅうしゃ)を襲名し、歌舞伎界入りした俳優・香川照之(かがわてるゆき)との関係が報じられました。
それらの報道によると、市川右近(現・市川右團次)と香川照之に確執があるのではないかというのです。
市川右近(現・市川右團次)と香川照之に確執はあるのか?その原因とは?
"演技とは、演技をしないこと"だと教えられました ~ 香川照之 pic.twitter.com/pOsAfRdw3e
— 名言 (@meigen_dic) October 4, 2017
市川右近(現・市川右團次)が所属し、三代目市川猿之助(現・猿翁)率いる澤瀉屋は、市川海老蔵(いちかわえびぞう)率いる成田屋の弟子筋にあたりますが、歌舞伎界では、決して、恵まれていたとは言い難い存在でした。
そんな澤瀉屋を救ったのが、市川右近(現・市川右團次)の師匠である三代目市川猿之助(現・猿翁)でした。
三代目市川猿之助(現・猿翁)は、スーパー歌舞伎を創設するなどしてのし上がってきた人物で、血縁関係ではなく、実力を重視することで知られていました。
日経朝刊「私の履歴書」今月は市川猿翁(3代目猿之助)。高名な学者や経営者の場合たいてい面白くないが、先月の小澤征璽に続いて芸術家は面白い。彼の天才ぶり、真の革新者たることがよく分かる。 pic.twitter.com/Xy5FhPsj9i
— 岡田一雄 (@kazuoka1402) February 19, 2014
そのため、血縁関係のない市川右近(現・市川右團次)は、一番弟子として40年以上の長きに渡って、三代目市川猿之助(現・猿翁)の後継者と言われてきました。
それにも関わらず、三代目市川猿之助(現・猿翁)の実の息子で、40年以上断絶状態にあった香川照之が、2011年9月に九代目市川中車を襲名し歌舞伎界入りしたことで状況が一変します。
翌2012年6月、香川照之のいとこである二代目市川亀治郎(いちかわかめじろう)が、四代目市川猿之助を襲名することになり、澤瀉屋の大名跡は、三代目市川猿之助(現・猿翁)の親族で占められることになったのです。
このような状況において、市川右近が2017年1月に、三代目市川右團次を襲名すると同時に屋号を「澤瀉屋(おもだかや)」から「高嶋屋」に変更しました。
そのことをきっかけに、市川右近が香川照之に対して不満を抱いているのではないかと思われたのです。
しかし、市川右近(現・市川右團次)は香川照之との確執を否定していますし、2017年1月に行われた市川右近改め三代目市川右團次襲名披露に香川照之も市川中車として出演しています。
市川右近としては、歌舞伎の家柄ではない自分が市川右團次を襲名することで、これからの歌舞伎界のためになればという思いがあり、香川照之をはじめ、澤瀉屋一門と協力しながら、歌舞伎を発展させていきたいと考えているようです。
市川右近(現・市川右團次)の息子が通っている小学校とは?
市川右近(現・市川右團次)は、2006年12月に9歳年下の女性と結婚しており、2010年4月18日に、第一子となる待望の長男が生まれ、名前を「タケル」と名付けています。
市川右近(現・市川右團次)としては息子に歌舞伎をさせたいと思っていたそうですが、息子・タケルくんは成長するにつれて、歌舞伎に興味を持つようになったそうです。
市川右近(現・市川右團次)のタケルくんは、2017年1月(当時6歳)、父・市川右近の三代目市川右團次の襲名と同時に、二代目市川右近を襲名し初舞台を踏んでいます。
そんな市川右近(現・市川右團次)の息子・タケルくんは、2018年4月18日で、8歳になりますから、現在小学2年生です。
そこで、気になるのが、市川右近(現・市川右團次)の息子・タケルくんが通っている小学校。
どうやら名門の慶應義塾幼稚舎(東京渋谷区恵比寿)に通っているようです。
三代目市川猿之助(現・猿翁)も、父・市川右近(現・市川右團次)も慶応義塾大学を卒業していることから息子・タケルくんを慶応に行かせてあげたかったんだと思います。
市川右近(現・市川右團次)の現在の妻は、3人目!!2度の離婚歴があった!?
市川右近(現・市川右團次)の妻は、明子さんと言います。
実は、市川右近(現・市川右團次)にとっては、3人目の妻なんです。
明子さんは一般の方ですが、学生時代にモデル経験もあるというほど、美人な方のようです。
市川右近(現・市川右團次)は、かなりのモテ男だったみたいですね!
というのも、市川右近(現・市川右團次)の過去の妻たちはいずれも美人ばかりだったからです。
市川右近(現・市川右團次)が最初に結婚したのは1991年のことで、最初の妻はモデルだったようです。
しかし、わずか1年足らずで離婚しています。
2回目の結婚は1999年でしたが、CA(キャビンアテンダント)だったそうです。
ただ、2番目の妻は積極的で活発な女性だったらしく、結婚後、サルサダンスに夢中になりかなりの腕前になって活躍していたことから、とても梨園の妻として、やっていけなくなったそうです。
そのため、わずか3年で離婚してしまいました。
市川右近(現・市川右團次)と現在の妻・明子さんとの結婚生活は12年目を迎えており、やっと理想の人に巡り会えたのではないでしょうか。
市川右近(現・市川右團次)のプロフィール
名前:市川右近(現・市川右團次)
本名:武田右近
生年月日:1963年11月26日
出身地:大阪府
血液型:A型
出身中学校:慶應義塾中等部
出身高校:慶應義塾高校
出身大学: 慶應義塾大学法学部政治学科
所属事務所:ファザーズコーポレーション
市川右近(現・市川右團次)は、1963年11月26日に日本舞踊飛鳥流家元の飛鳥峯王の長男として大阪府で生まれています。
そんな市川右近(現・市川右團次)が初舞台を踏んだのは、1972年6月に、京都南座で上演された「天一坊」でした。
市川猿之助(現・猿翁)の舞台に心を奪われた市川右近(現・市川右團次)は、1975年1月に上京し、弟子入りして市川右近を名乗ることになります。
2017年1月、市川右近は、三代目市川右團次を襲名すると共に、息子・タケルくんも二代目市川右近を襲名し、初舞台を踏んでいます。
この記事では、市川右近(現・市川右團次)と香川照之の関係と息子と妻はどんな人なのかについてご紹介してきました。
歌舞伎というと世襲のイメージがありますが、市川右近(現・市川右團次)のように、血縁関係がなくても大名跡を襲名することが可能なんですね。
大変、夢がありますよね。
市川右近(現・市川右團次)の今後益々のご活躍を期待しています。